ネット上で、願いが叶う!と話題の「塩まじない」
本当かなぁ?という疑いはあっても、願いことがおまじないで叶うなら一度は試してみたいですよね。
この記事では、塩まじないの基本についてお伝えしていこうと思います。
簡単で効果があると言われる一方、間違えると不幸になってしまうこともあるので、ぜひ最後の注意点までしっかり読んでから実行してください。
塩まじないとは
塩まじないとは、悩みや不安などを手放すおまじないです。
普通「おまじない」というと自分の願い事にフォーカスして叶えていくものですが、塩まじないは逆で「悩みを解決することで願いを叶える方法」です。
悩みを手放す、悩みとの縁切り方法だと覚えておいてください。
塩のパワー
古くから日本では、塩を神聖なもの・浄化のツールとして考えていました。
神社のお祓いではお清めに塩水が使われ、仏教のお葬式の時は身を清める塩を配ります。
身近なところでは、お店や自宅の玄関の「盛り塩」、お風呂にバスソルトを入れてデトックスするのも一般的になっています。
ドラマやマンガでは、厄介な客が帰ったあと「塩まいておきな!」と店主が店員に言うシーンなども思い起こされます。
日常でもさまざまな場面で「厄から身を守る」「厄落とし」「解毒」のために使われていますね。
このように、日本では一般家庭から宗教に至るまで、「塩=浄化」という共通認識ができています。
日本人は塩のパワーに絶大な信頼を置いているんですね。
効果
そんな塩を使った「塩まじない」ですが、どんな効果があるのでしょうか。
塩まじないは、悩みを解決して願いを叶える効果があります。
はじめにお話ししましたが、塩まじないは普通のおまじないと違い、お願い事ではなく悩みに焦点を当てます。
塩を使って悩みや不安を浄化することで無くし、結果的に願いが叶うというわけです。
確かに、悩みの種を抱えたままお願いをするよりも、まず悩みがないフラットな状態にした方がより叶いやすそうで、非常に合理的なプロセスだと思います。
私が考えた自己肯定感を高める方法も、はじめにネガティブを無くしフラットな状態にするという方法をとっています。
気になる方はこちらの記事もどうぞ。
-
【体験談】やり方を間違えると効果なし?自己肯定感を高めるための5ステップ
続きを見る
用意するもの
塩まじないは、普通のご家庭にあるもので行うことができます。
必要なものは以下の6つ。さっそく用意してみましょう。
用意するもの
- 紙
- ペン
- 天然塩
- 耐火性の器
- ライター
- ピンセット
紙
紙は、燃えやすく水に流しやすい紙を使います。最後に燃やして水に流すからです。
表面がつるっと加工されている紙や、折り紙、メッセージカードのような分厚い紙は、燃えにくく水にも溶けにくいです。こういった紙は避けましょう。
習字の半紙、トイレットペーパーなど、薄くて柔らかい紙がおすすめです。
また、紙が大きすぎても全て燃やしきれないので、大きい紙は80×80㎜くらいの小さいサイズに切りましょう。
ペン
ペンは、紙に書けるものならなんでも構いません。色も指定はないので、お好きな色で大丈夫です。
おまじないや儀式感など特別な雰囲気を出したい場合は、塩まじない専用のペンを作るといいかもしれません。「これは特別だ」と自分が信じられれば信じられるほど、おまじないの効果も期待できます。
天然塩
塩は、「天然塩」または「清め塩」がおすすめです。
精製塩に分類される食卓塩などは、化学的な工法でミネラルなどを取り除かれています。
できれば精製塩より、以下の表記がある「天然塩」で地球の浄化パワーもお借りしたいですね。
- 岩塩
- 海塩
- 湖塩
- 天日塩
他には、盛り塩用に販売されている「清め塩」もおすすめです。
ネットで検索するといくつかの種類が出てきます。
また、神社によっては神事で使用した塩や清め塩を販売しているところもあります。
神社のお清めパワーをいただきたい方は、「神社 塩」で検索してみてもいいかもしれません。
耐火性の器、ライター
灰皿やフライパンなど、耐火性の器とライターを用意します。
ガラス製は熱によって破損する可能性もあるので避けた方が無難です。
ピンセット
金属製のピンセットまたはトングを用意します。
紙は全てが灰になるまで燃やし尽くすので、炎や熱に耐えられる金属製を使いましょう。
やり方
道具が揃ったら、さっそく始めましょう。流れは以下の通りです。
- 紙に悩みを書く
- 塩を包む
- 火をつける
- 水に流す
ステップ1.紙に悩みを書く
例えば、「お金が欲しい」「好きな人と付き合いたい」と願っているとします。その場合、叶っていない現状を手放したいので、以下のように書きます。
- 給料が上がらない
- 〇〇の副業が安定しない
- 〇〇くんに振り向いてもらえない
- 愛する人に愛されない
決まった相手や具体的な願いがあるなら、詳細も含めて書きましょう。
「お金がない」と書いてしまうと、事故や身内の不幸などでお金が入ってきてしまう可能性があります。詳しくは後述の「不幸な叶い方にしないために」の章をご覧ください。
ステップ2.塩を包む
紙の真ん中に塩をひとつまみ落とし、塩がこぼれないように折りたたみます。
塩の量が多ければ浄化パワーが高まるのかと思いがちですが、この塩まじないに関しては、塩の量が多いと燃えにくく火花も飛びやすいので危険です。
親指・人差し指の2本でひとつまみ分で十分です。
ステップ3.火をつける
ピンセットで紙をはさみ、灰皿やフライパンの上で火をつけて燃やします。
紙全体がしっかり燃えるよう、ピンセットやトングなどで燃えのこりがないかチェックしましょう。
火を使うので、周囲に燃えやすいものを置かない、近くに消化用の水を置くなどの安全管理をしっかりした上で行なってください。
ステップ4.水に流す
燃やし切ってすべて灰になったら、トイレや洗面所などに流します。
火を扱う・水に流すのに抵抗がある方は
火を使うのに不安があったり、灰を水に流すのは環境的にどうなの?と気にされる方もいるかもしれません。
そんな方には、以下の方法をご提案します。
- 火を使いたくない方
トイレットペーパーに書いてトイレに流す - 灰を水に流したくない方
完全に鎮火して熱が取れたら少量の水をかけ、ゴミ箱に捨てる - 火も水も使いたくない方
紙をビリビリに破り、ゴミ箱に捨てる
ちなみに私が試したところだと、トイレットペーパー(ダブル)にJetStreamのボールペンで書き込むことができました。
シングルのペーパーだと、紙の密度高めでしっかりしてるので、ダブルよりも書きやすいかと思います。
【注意】不幸な叶い方にしないために
やり方の注意点で「お金がない」と書いてしまうと、事故や身内の不幸などでお金が入ってきてしまう可能性がある、と書きました。
このように、書き方を間違えると願うものと違った方向で叶ってしまうことがあります。これを「代償」と表現する方もいるようです。
不幸な出来事を回避するために、書くときの注意点をお伝えします。
願いは書かない
何度もお話ししていますが、この塩まじないは「悩みを浄化する方法」です。お願いを書いてしまうと、そのお願いが浄化され無になる=叶わなくなります。
かならず「悩んでいる現状」を書きましょう。
曖昧に書かない
「お金がない」で事故や身内の不幸による入金があるのは、書き方が曖昧だったからです。このような方法で大金が手に入るのは喜ばしいものとは言えません。
これを回避するためには、具体的に・詳細に書くことです。
大金が欲しいなら、「宝くじで高額当選しない」「幸せな臨時収入が入らない」など、工夫してみましょう。
他人の不幸を願わない
人間関係の悩みで「〇〇さんがいなくなる」と書いたとします。相手がどんなに憎らしくても、これで相手に不幸があっては取り返しがつきません。こういった書き方は絶対に避けましょう。
それに、「人を呪わば穴二つ」という言葉もあります。自分に跳ね返ってしまっては元も子もありません。
他人の不幸を願うより、自分にとっての幸せにフォーカスしましょう。
書き方の例は、「〇〇さんからのイジメが止まらない」と行為に焦点を当てたり、「職場の人間関係が良くならない」など、環境を変えるように書くことです。
さいごに
今回は、今話題の塩まじないについてご紹介しました。
私自身これを行うようになってから、塩まじないに書いた悩みごとが気にならなくなってきています。
ぜひ、正しい塩まじないで穏やかに幸せな毎日を過ごしていただけたらと思います。
ご縁あって来てくださったあなたの幸せをお祈りしています。
この記事があなたにとって、少しでもヒントや癒しになりますように。
参考文献
清め塩について-神社本庁ホームページ